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■ ペットシッター日記

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ペットシッターへの道

私が今、ペットシッターとして活動する大きな原動力となったワンちゃん、こまこちゃん。
このHPには、こまこちゃんへの感謝の気持ちを込めて、前からこまこちゃんの写真を載せたいと思っていました。
なぜかいつも見守ってくれている気がするのです。
躓いたり落ち込んだりしたときには、こまこちゃんの顔を見て、自分を振るい起こしたい、そんな気持ちと、こまこちゃんへの感謝の気持ちを込めて、こまこちゃんを載せさせて頂きたいと思います。

そして、こまこちゃんとそのママのMさんのお話を少しさせて頂きます。

若い頃の可愛い写真1
若い頃の可愛い写真2
とっても若くて元気な時の写真です。きっと元気いっぱいで走りまくっていたことでしょう…。


高齢になってからの写真
私が知り会うくらいの写真でしょうか。高齢になり始めたころの写真です。


私がペットシッターとしての仕事を本格的に始めようと思ったのは、この、こまこちゃんとママのMさんのおかげ。
私がペットシッターの資格をとったのは、すでにこまこちゃんが老齢に入ってからのことでした。
ペットシッターの資格を取ったと知ったママのMさんは、いつも私を応援してくれていて、「ようこちゃんが嫌でなければ、ペットシッターの勉強にもなるし、うちの子を面倒見てくれない? もちろん断ってもいいし。」という言葉から始まりました。
正直、私は大きく「はい」とすぐには返事はできませんでした。
こまこちゃんの状態は何となく聞いていて、資格を取ったばかりの私には老齢になった子のお世話など出来るのか?と高いハードルでした。
でも、Mさんは、「きっと大丈夫だから」「ようこちゃんなら出来るから」と細かく丁寧な指示をくれ、なんとかトライしてみました。
既に老齢で、目もほとんど見えず、耳もほとんど聞こえず、マズルの片側でしか食事を受け入れることが出来ず、アトピーで足の痛みもあり、前頭障害もかかえはじめ…。そんな状況でした。
きっと、その時のMさんはとても大変だったと思います。
食事をさせるのに30分はかかる状態。
前頭障害もあるので、グルグル回ります。
目も耳もおぼつかないので、レインコートを着させたりするときは、不安な様子。
散歩も途中でへたへたと止まってしまう状態。
でも、「こまちゃん、頑張れ、こまちゃんファイト!」と、いつも鼻歌のように散歩してました。
頑張る姿に元気をもらいました。
朝、寝てる時に行くと、すやすやと優しい顔をしていて、いつもしばらくは、じっと見つめていたものです。
毎日こまこちゃんのお世話をするママのMさんの苦労は想像もつかないものだったと思います。
でも、Mさんはいつも、たっぷりの愛情を注いでいました。
きっと、大変だと思うこともあったでしょう。
私に任せてくれることで、私はペットシッターとしていきなり多くのことを学ばせて頂き、Mさん自身もいい気分転換の時間が出来、お互いに、有意義な時間を過ごせたとのではないかと、勝手ながら、思っています。
そんなこんなで、ちょこちょことお世話を頼まれ、たまにお世話をさせて頂いたりしながら、時間は過ぎ、
ある時期から、こまこちゃんの状態が本格的に悪くなり、こまこちゃんは13歳4か月で亡くなってしまいました。
亡くなるときにはMさんに寄りそわれて見送られ…、きっと幸せに旅立って行ったに違いありません。
愛情あふれたパパとママに恵まれ、幸せだったに違いありません。

私が今ペットシッターをしているのは、この柴犬こまこちゃんとMさんのおかげとしか言いようがありません。
こまこちゃんにはたくさんのことを教えてもらいました。そして、たくさんの癒しをもらいました。
頼りない私だったでしょうが、Mさんには、「ようこちゃんは絶対に良いペットシッターになれるから!!!」と暖かい言葉を頂き、今でも応援してくれています。感謝感謝です。
私が今、ペットシッターとして仕事をしているのは、この貴重なワンちゃんとそのママMさんの大きな後押しのおかげです。


初心を忘れず、常にこまこちゃんのことを胸において、ワンちゃんと飼い主様のシアワセを考えるペットシッターでありたい…と思います。



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